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出産リポート③:マタニティーブルー

2013.10.29(Tue)

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この入院期間中、ワタクシ、かの有名な『マタニティーブルー』とやらにすっかりやられてました。

母親学級とか、育児書とかでも散々書いてあるので知識としては頭にあったけれど、まさかここまでやられるとは。
妊娠中、これと言った問題もメンタル面での浮き沈みも殆どなかったので、自分は無縁だと思っていたのだけれど…。
産後2日、3日と経って来るとホルモンバランスがめちゃくちゃな事になってるせいもあって、いきなりプチ鬱入ったり、普段では有り得ない様なメンタル状態に陥るというヤツ。
まさかのソレにまんまとはまりました。

そもそもの始まりは、出産当日、ムスメをナースリーに預け損ねた事が失敗だった。
産んだのが早朝、つまり前日夜から徹夜で、そして朝産んでその後は妙に興奮状態が続いていて眠るどころじゃない。昼過ぎまでなんだかんだバタバタしていて、そこから母が病院に来たり、午後は友達が来てくれたり。

夕方みんな帰って一人になって、食事も終えて。
疲れてるからその日はムスメを預ける気満々で、ナースリーにお願いしたのだけれど。
預けて30分程した頃だったでしょうか。
ウトウトし始めた頃、ナースがムスメをつれて部屋に戻って来たのです。
『お腹をすかせている様なので授乳してもらえますか?』

そう、私は母乳希望だったので、赤子が腹をすかせれば母乳をあげろとつれてこられるわけです。そりゃそうだ。

それに気づいて、「ああ、じゃあ預けてもどうせお腹がすいてなく度起こされるんだな…。んじゃあ横においておいた方が楽でいいのかな…。」

そう思って、その晩、ムスメを部屋に引き取ったのが失敗だった。

このワタクシの妙に真面目で変に手を抜けない性格がたたって、一晩中、泣く度に起きてパイを与え、ウトウトすれば泣かれまたパイを差し出しと、パイ奴隷と化してしまったのです。
ホント疲れているのでその辺の判断も正常じゃなくて、とにかく預けたら負けみたいな意味の分からない状態になってしまってた初日。

徹夜のお産明けで、2−3時間の睡眠しか取れていない状態。
そしてワタシはよく言う母性の強いタイプではあまり無いのか、産まれてからもイマイチピンと来てない。
産まれてすぐに「我が子よ〜〜〜!」って感動とか、うん、なんかちょっとそういう感じとは違う気持ちだった。
淡々と不思議な気持ちでムスメを眺めていたし、それは夫もそうだったみたいで。
とにかくそんな自分の素っ気ない気持ちがまた後ろめたくて、余計に預けたら鬼の様な気がしちゃって、預けられなくなってしまって。

そんでまた新生児って時間がめちゃくちゃで。
うちのムスメも例外ではなく、昼間ぐっすり眠り込んで、夜9時過ぎると寝ない。

パイをひたすら求めて、パイを与えると寝るんだけど、そっと腕からベッドへ降ろすとギャン泣き。
『背中スイッチ』とやらが発動するらしく、背中でベッドを感じるとギャン泣き。
(これは後日、私の母乳が圧倒的に足りてなかった為という事が発覚)

しかも、ただ抱っこしてるだけではダメで、パイをくわえさせてないと怒る。
慣れない授乳で変な姿勢を何時間も続けて、腕はあっという間に腱鞘炎。重だるく辛い。
それでなくても満身創痍、痛くない所がないってぐらい全身アチコチ痛い。
会陰も鉗子を使ったのでかなりガッツリ行かれていて、とにかく座るのも立つのも痛いし。
そしてパイを与えると子宮収縮を起こして、陣痛さながらのお腹の痛みがぶり返して来る。

もう本当にあちこち痛くて、そして眠っていないから頭もおかしくなってくるし。
おまけに母乳が殆ど出ない。
毎朝の体重測定で体重がドンドン減って行く。

とにかく、一刻も早く退院して、家でゆっくりしたい。
家にさえ帰れれば、母も旦那もいるから、きっと眠れるし母乳も出る様になる気がすると、退院を指折り数える様な状態で。

そんな状態なのでメンタルも本当にボロボロに弱くなっていて、頭の中で「ポン太とぐりこ」って文字を思い浮かべるだけでも涙がボロボロ出て来る始末。
とにかく犬達に会いたくて、私のすぐ横にいるムスメは私のムスメだっていうのになんだか実感が湧かなくて。


最終日の朝の沐浴で、体重が更に前日よりも落ちていて。
またその時の担当のナースがよりによってやな感じの人で。
「体重増えてないから、今日退院は無理ね」とか言われて。
「いやいや、無理、絶対無理、入院が伸びれば伸びる程お乳でなくなるし!」とか言ったけど
「小児科医が最終的に判断するから、小児科医にそう言って。私に言われても」とか言う言い方がますますムカつき。

病室に帰って夫に電話し、事の次第を説明するも、もはや号泣状態で何を言ってるかわからない始末。
(沐浴直後なので朝5時半とか)

その後別の助産師が病室に朝の回診に来た時に、号泣しながら切々と訴えたら、助産師も「こいつはヤバいぞ」と思ったみたいで、なんとか帰れる様に色々手を尽くしてくれた。

条件付き退院ってことで、近日中に訪問助産師の指導を受ける事、体重チェックを行う事、母乳指導を受ける事を条件としてなんとか退院する事ができたのでした。

マタニティーブルー、なめちゃいかんですね。
本当に出産後って、なんかテンションとか思考がおかしくなってるし、躁と鬱の繰り返しみたいな状態で。
やっぱり一大事なんだなと改めて思いました。

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出産リポート②:入院生活

2013.10.26(Sat)

『出産レポート』 Comment-Trackback-
本ブログの方やe-mail、ツイッターにて沢山メッセージをありがとうございます!!
本当にこんなに沢山のかたからお祝いの言葉を頂いて、嬉しい限りです。
ムスメも喜んでいるはず、きっと!

皆様に一つ一つお礼を申し上げたいのですが、その時間が取れず申し訳ありません。
このブログや本ブログの更新をもってご挨拶に代えさせて頂ければと思います。

ありがとうございました。


---


すったもんだのお産を終えて、無事病室へ。

朝5時の出産を終えて、病室に入ったのは7時半頃。
陽も昇って、産科病棟は朝のワサワサした雰囲気になっていた。
夫と二人、妙な興奮状態の中、麻酔が効かなかった話を延々と二人で愚痴る。
「まあね、無事に産まれたから良かったよね」
とかいいつつも、また同じ話題に戻ってぶーぶー文句をたれる。
割としつこく根に持つカップルだ。

幸いに午後から個室が空くという事で移動できる事に。
個室の場合は一日150€の追加料金が発生するのだけれど、背に腹は代えられない。
なんせ2人部屋は狭い部屋で一体どんな人と相部屋になるかわかったもんじゃないし、なんせここはモナコ。
フランス人やらイタリア人やら、その他諸々いろんな国の人が産みに来る訳で、それでなくても産後ストレスがあるのに、陽気なラテン系とその来客に四六時中ワイワイやられたらたまらんので。

木曜日の夜入院して、金曜日から4泊、火曜日に退院の予定。


IMG_6422.jpg

病室はこんな感じ。
日本のブランド産院とは程遠い質素な病室です。
公立病院だしね、こんなもんだよね。
個室になっただけ有り難いです。
そして窓の外には海やモナコの町並みも見えてなかなか良い環境でした。



IMG_6423.jpg

ここはbebeのトイレタリーをするスペース。
おむつ代えたり、着替えさせたり。

あとトイレとシャワーがついてます。


今回食事の写真は撮らなかったけど、ホントに撮る必要もないぐらいフランスの病院食。
美味しくないです。
幸い母が毎日お弁当をもって来てくれたので、それでなんとか命拾いしました。


---

入院中のスケジュール

朝5時半〜
沐浴開始:ナースリーにて。初日だけお手本を見せてもらって2日目からは助産師さんが側についてくれて自分で沐浴させる。
その後ムスメ、パイ。

7時〜8時
朝食 フランスパン、バター、蜂蜜、温かい飲み物(紅茶、コーヒー、ホットチョコレート)フルーツジュース
フランスの典型的朝ご飯。

8時〜11時
助産師の回診(mamanの状態チェック、お下のチェックと血圧チェック)
ナースの回診(bebeの状態チェック、授乳とおむつの回数チェック)
食事のメニューの説明と注文
各種ママ向け講習(母乳教室等)

11時〜面会開始 (11時〜20時が面会時間) 大体この時間に夫と母が一緒にやって来る。
午後、夫と母がいる間に私は仮眠とシャワー

夕方17時〜18時 夫と母帰宅

19時 夕食

20時
ナース回診(bebeチェック)
助産師回診(mamanチェック)

21時 
就寝前のお茶サービス

---

大体こんな感じです。
本当に食事が祖末過ぎて、母の差し入れがなかったら辛すぎたと思う。
というのも今回の4日の入院生活で軽く産後鬱、マタニティーブルーというヤツに陥ってしまったから。

という事でそのおはなしはまた次回。

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出産リポート①:陣痛〜出産まで

2013.10.24(Thu)

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39w5d 早朝におしるしがあった事はこちらでUPした通り。

そちらの記事ではおしるしがあってから約11時間後の18時までを記録していまして、以下その続き。




陣痛から出産まで




---
10月17日 

19時
夕ご飯ができたので食べる。トンカツ。
トンカツ食って、お産に勝つ!とか言いながら。
いたって呑気。
陣痛の間隔は、5分〜15分の間でランダム。
痛みは「陣痛だったらもっと痛いはず」とか思える程度。
でも、既にどこかで記載したかもしれませんが、私は基本的に痛みには強いタイプなので、そう感じただけかも…。

20時
明け方ぐらいには病院に行く事になるかもしれないから、痛みが弱いうちに寝てみよう、とちょっとベッドに入る。
が、10分弱の間隔でやって来る痛みで眠れず。ウトウト。

22時
いよいよ、やっぱり痛い!と思う。(でも相変わらずまだ、前駆陣痛だと思ってる)
間隔が5分を切って来た。
病院に電話してみると、準備して来て下さいと言われるので病院へ向かう。

22時20分
病院着。
NSTを初装着。
この時点で子宮口は3cm開大していたので、このまま入院となる。
助産師さんから、初産なのによくここまで一度も電話も来院もしないで頑張ったねーと言われる。
得意げになる。


23時
陣痛をすすめるために病室へ移動。
個室を希望していたけれど2人部屋に。
なんだか10月10日前後に今年一番の出産ラッシュがあったとかで病院が満室だとか。
お腹の痛みに耐えつつ、なんとか個室にして欲しい旨をしつこく頼む(無理だと言われて諦めないのがフランス)
『空き次第』と言われる。

23時半
子宮口4cm。
硬膜外麻酔スタートしましょうと言われ分娩室へ移動。
分娩室へは、助産師1名、ナース1名、私、ダンナというメンバー。
ダンナはまだこの時点では、私の子宮口チェックの内診の度、そそくさと外へ出て見ない様にしていた。
そもそも、ダンナは元来立ち会いはしてもしなくてもどっちでもいいという感じでした。
でもまあ、友達とかの話も聞いて「じゃあ、せっかくだから立ち会ってみよっかな?」ぐらい。
だけどうまれてくる所とか、血とかは見たくないし、へその緒とかも全然切らなくて結構ですというスタンス。
私も元々立ち合いはしてもしなくてもどっちでも良かったし、
むしろお産中に旦那にショックで具合悪くなられたり、トラウマになっても困るので、お好きな様にしてね?という感じでした。


この辺から段々時間のチェックが曖昧。
時計が私の寝てる位置から見えなかったという事もあり。

10月18日

1時頃
麻酔医到着。
硬膜外麻酔を行う為、ダンナ外に出される。
無痛分娩の場合、この麻酔導入の時が一番痛いとすら言われている程。
そして絶対に動いてはいけないので、息をのむ瞬間でもあります。
医師からも、「いきみの波が来て動きたくなったら必ず我慢しないでいって下さい。一度ストップしますから」と念を押されマスマス恐ろしくなる。

痛いと言われた麻酔の為の麻酔注射も、その後の麻酔も、確かに不快ではあったけれど痛さで言えば大した事はなく、無事に麻酔導入完了。
手元に小さなスイッチを渡され、追加麻酔は自分で痛みが来る度にボタンを押して導入すると言われる。
「入れすぎちゃうとかそういう心配はないのでしょうか?」と聞くと、身長、体重から適正量の麻酔をあらかじめセットしているので、いくらボタンを押しても一定量以上は一定時間内には入らない様になってると。
だから痛かったらドンドン押して大丈夫と言われる。

麻酔をいれて、30分もすると本当に痛みが消えていく。
とは言っても、まだこの時点での陣痛は、麻酔無しでも我慢できるレベルでした。
子宮口は5㎝開いていました。

夫が分娩室に戻ってきて、助産師から、おそらく夜明け前には産まれると言われ急にビビる。
昼ぐらいかと思ってたのに。

ドクターが到着していきみをスタートするまで、少し休んでて下さいと言われ、夫にも私が病室へ戻る時に使うストレッチャーを貸してもらって、分娩台の横に付けて二人でお喋りをしたり、夫なんぞカフェを飲んだり、それこそビデを撮影をしたりしてマッタリ過ごす。
微笑ましくも、産まれて来る娘向けのメッセージなんかもビデオで録画しちゃう余裕っぷり。


この時は、まさかこの後惨劇が待ち受けてるとは二人とも思っておらずにね!?



2時過ぎ頃
気のせいか、陣痛が来る度に痛みがましている様な気がする。
追加ボタンを押しても全然効かない。というか、追加されてる機械の音が聞こえない。
段々と余裕が無くなって来る私。
痛がる私を見てダンナは焦りだし、スタッフルームに行き、「麻酔が効いてない」と訴える。
その後、追加の麻酔を用意してもらうも、麻酔医が到着するまでにまた何十分とかかる。

痛い、非常に痛い。
これは間違いなく陣痛。ここまで来たらいくら私でもわかるわってぐらい陣痛。
陣痛ってどんな痛みなんだろうって、ずっとここ数日ググりまくっていたけれど、よく言われる様に本当に生理痛のすごい強烈なヤツ。最強の生理痛。
そしてなぜか肛門も一緒に痛い。
これもおそらく赤ちゃんが降りて来てそこら辺の骨をみしみし押してたからなんだろうな。


ようやく麻酔医が来る。(さっきとまた違う人)
というか、麻酔医?だと思うけど、もう定かじゃない。
もう1パック麻酔を追加して去って行く。
『はー、救われた!!』と思ってあわててボタンをマッハの連打するも、全然効いてこない。

『Ça fait maaaal! Ça fait maaaaal!! On dirait que ça ne marche pas putain!!」
(痛いよー!痛いよー!ちくしょう麻酔きいてないみたいだよー!)
とかなり乱暴に言う私に、焦る夫はなんとかしなければと、助産師&ナースに「痛がってます!なんとかしてください!!」といいに行く。
夫、かなりのパニクり具合に、見ていて私が冷静さを取り戻す。
冷静になっても痛みは当然変わらず。
痛みと頭の中で考えてる事が連動しない感じ。

この時点で私は薄々、「もしかしたらもうこのまま麻酔は効かないのかもしれない」と頭で思っている。
ひょっとすると痛みのままお産を迎えるのかも?っていう予感が既にしていました。
でも夫は「無痛分娩にするんだから痛いはずないじゃん!!!!という頭なので、麻酔が効いてないという事実に怒り心頭。

ナースと助産師が来て、麻酔がまんべんなく回る様に私のポジションを横向きにしたり、色々試みてみるも全く変わらず。
痛みは増す一方。
そのうち放置され始める。
(そして夫のパニック度も増す)


3時
『ドクターは4時に入ります。ドクターが到着したらすぐにいきみはじめます』と言われる。
あと1時間もーー?!とギョッとなる。
無理、無理、無理、もう無理、痛い、痛い、痛い、しか言葉が出てこない状態。
泣いたり叫んだりはさすがにもうすぐ40歳なので控えましたが、声が「うぐぐぐぐぐ」とか「ぐぬぬぬうええええ」とか出ちまう。北斗の拳みたいなヤツが。「アタタタタターーーー!」とかも、もちろん。

旦那はとにかく麻酔が効かないで苦しむ妻を前にどうにもできずに、とにかくやたらとぶつけどころなく怒っていて、無痛分娩のつもりだったから、「こんなの予定外!」な状況。
トラブルに弱いタイプという事が判明(←)

無痛分娩の予定で色々準備してきていたもので、お産は苦しむものという想定ではなかったということ。
それと特に普通分娩が一般的じゃないフランス夫にはとてもとても堪え難い状況だったみたい。
日本じゃ妊婦が苦しんで産むのは基本当たり前な感じだけどもね。


4時
もう本当に「今日のところは、一旦お産は止めて明日また。」とか、意味不明な事を思いはじめた頃、ドクター到着。
普段は「ふざけたサンタクロース」とか愛着を込めて思っていたけど、「おせーんだよこのクソサンタ!」ぐらいの気持ちになっている自分。怖い。
そして麻酔が効かない事を訴えるも、もうこのまま行くとか言われる。
先生来たらなんとかしてくれるのかと思ってたのに、まさかの自然分娩宣言。

予感はしてたけど、それでもなんか、先生来たらどうにかしてくれるんじゃないかと思ってたのに!!!
どうにもならないこの現実。
子宮口は全開。
もう麻酔とかなんとかしてる場合じゃないとか。


「POUSSER!! POUSSER!」(いきんでーいきんでー!)とかいきなり始まる。


麻酔が効いてないとはいえ、微妙にあちこち感覚があったりなかったり。
下の方は感覚が麻痺した状態で、とにかく腰から上、つまり陣痛を感じる部分は激痛なんだけど、オマタの辺りと足の辺りがなんだか感覚がない。
だからいきめと言われてもドコに力を入れたらいいのかよくわからない。

陣痛も、もうずっと同じ痛みで波が来てる様に私には感じられてて、どこが波なのかわからない。
Contractionが来たらPousser!とか言われても、や、ずっと痛いんだけど!!みたいな。

あと、「いきみたい感じする?」と聞かれたけれどそれもよくわからず。

とにかく分娩台で、先生と助産師の言われる様に、息を吸って、止めて、おへそを見る様にして、両手はバーを引っ張って、いきむ。
だけどいきみが下手な私、全然お産がすすまない。

その間中、私の枕元で手を握ったり、さすったり、エビアンスプレーをしてタオルで拭いたりしてくれてた旦那。

「Cherie!!! Pousses comme si tu fais un gros caca!!!!」
(シェリー、巨大なう○こをするみたいにふんばるんだ!!)

と、突然大声で真顔で変なアドバイスをする夫。
半年前に出産した義姉がそんな事を言ってたのを突然思い出したらしい。

う、う○こて!あんた、分娩室でう○こて!!
とか思ってたら、先生まで、

「Voilà c'est ça! Comme si tu fais un gros caca ma belle!!」
(そうそう、巨大なう○こをするみたいにふんばって!」
とか一緒に同調しだす。

う○こよ!う○こだ!と、皆に励まされいきむ。

本当に痛くて、何度も本気で中止!もう中止!!やめる!!とか思う。(←無理)

そのうち、あまりに私が苦しんでいるので、旦那も私を励まそうと、もう無我夢中で赤ん坊の進捗状態を見てるし。

つか、見てるし?

「頭!!頭でてきてる!!あとちょっとだよ!!」

とか言っちゃってる。
あれだけ「絶対おまた方面は見たくない」とか断言してたのに。
この、非日常の異様な状況とテンションに、完全におかしくなってしまった模様。

「見てるのか?赤子が出て来てるところを、見ちゃってるのか?」
お産しながらも頭のなかで「えーーーー!!」とか言ってる自分。
だけどもう痛いので一杯一杯で、頭が見えたという言葉はすごいやる気UPさせてくれて、だから頑張る。

渾身の力を込めて、全身で何かをひねりだす。
そう、ホントに何か自分の内側からひねり出す感じ。
腰はガクガクするし、割れそうに痛い。

その時先生がチョキン!とワタクシのペリネをカッチングしたのを確認。

あ、切られた!全然あっさり切られた!と頭の片隅で冷静に思ってる自分。
でももうむしろ出てこないなら切って!ドンドン切って!という心境になってる。

そして、先生が大きなトングみたいなものを手にしているのを確認。
ぬお!鉗子か?!鉗子つかうんかー?!

特に何も断りも無く、おもむろに鉗子をぐーりぐり投入される。
もう何がどうなってるのかもよくわからないけど、なんかもう下半身がもげそう!!とか思っていた時に、

「ほぎゃーー!ほぎゃーーー!」と泣き声を股の間に確認。

うわー、出た、なんか出た!!産まれた!!

泣き声を聞いた途端、もうこれで痛いの終わった事が嬉しすぎて、ウワー!と歓声を上げる。
よく、産まれた瞬間に痛さを忘れるとか言うけれど、正直全然忘れません。
痛いっす。痛いし、もう二度と嫌だし、産まれて感動!よりも痛いの終わって感動!!の方が大きい。
(※感想はもちろん個人差があります)

お腹の上に、へその緒で繋がったままポイと乗せられる。
旦那のおかしなテンションもMAXに達している。
ついでに振り切れすぎて、ナースに言われるがままに、はさみでへその緒カットまでしてるのを横目で確認。





10月18日、5時10分。
女の子、誕生。





感慨に耽る間も無く、後産の処理が続く。
助産師さんがお腹をモニモニしたり。
これがまたすごく痛い。
陣痛がまだ続いている様な痛み。

それからドクターが会陰縫合。
一方こちらは全然痛くない。
よく、経産婦からお産の経験の話を聞くと、おまた切るとか、その後麻酔もしないで縫うとか、産む事よりそっちの方がよっぽど怖かったのだけど、これはホント全然痛く無い。

会陰縫合している間に、助産師さんに、胎盤を見る事ができるか聞く。
じゃあ見れる様に綺麗にしてもってきますねーと、トレイに入れて胎盤をもって来てくれる。

「ここが、胎盤、ここが赤ちゃんが入っていた袋。」と、部位を一つ一つ説明してもらう。
ここでもまた、テンションがおかしくなっていた夫、一緒にじっくり胎盤を見てしまってるし。
(後に、肉屋の内蔵コーナーみたいだった…とか暗い顔して語る。後悔するなら見るなと。)

この辺、記憶が実に曖昧。
赤ちゃんがいつまで私の手元にいて、いつ助産師さんに手渡されて、いつ着替えをしたのかとか、サッパリ不明。
夫が体重を量ったりなんだかんだしてるのについて行ってたのはチラッと見えたけど…。

私は会陰縫合をする先生に、ひたすら
「ていうか、なんで?なんでですかね?なんで麻酔切れたんすかね?なんでですかね?」
と大股を開いたまま愚痴る。

先生も「麻酔は麻酔医がしてるからわからないけれど。硬膜外麻酔での出産はたまにこういう事もあるよ」とかそんな返事。(それすらも、なんか記憶が曖昧)


無痛分娩で産んだ友達の体験談もビデオも、全く自分とは縁のない物となりました。
ああ私もあんな風に、痛み知らずで穏やかに出産するもんだとばかり思ってた。
普通分娩で産む心構えでいたらもうちょっとなんか動揺せずにすんだのかもしれないけども、全く心の準備も予習もできていなすぎた。
本当、途中で全部止めて棄権したかった勢い。
もちろん無理だから産んだけども。

ドクターからは、
『日本じゃみんな麻酔無しで産むって聞いてたから、日本人だから行けるかと思ったのに、あははー』
『フランスで暮らして長いから、フランス女みたいになっちゃったんじゃないの?』とか言われるし。
や、でも、重ねて申し上げますが、私ホントに痛みには割と強い方なんですよ。
心の準備の問題だよね、これって…。
というか、『お産』ってホントにレベルが高すぎるよ。
そりゃそうだよね、人口1人、増やす作業なんだもの。
大変だ。ホント大変だ。


そんなこんな、2時間程分娩室で過ごして病室へ移動となりました。


随分長くなってしまったけれど、忘れないうちに記録しておきたいと思います。
とにかく産んだ後の記憶が、今思い出そうとしても「あれ?」って部分が多い。

やっぱり人を一人この世に押し出すって事は、すごい事だし、そうそう簡単にできるわけじゃないし、今回のお産は予定とちょっと違った部分もあって夫と共々慌てふためいたけれども、それでもここまでたどり着けた奇跡に感謝。

bebe待ちから始まって、今日まで、ああ本当にすごい経験をしたんだなあ。


ありがとう。ありがとう。旦那よ、家族よ、そして友達も、支えてくれたみんなみんなありがとう。
そして産まれてきてくれて、ありがとう、ムスメよ。


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39w6d:うまれる。

2013.10.23(Wed)

『出産レポート』 Comment-Trackback-
39週6日。
2013年10月18日(金) 午前5時10分。

モナコグレース王妃病院にて産まれました。

体重2954gの女の子です。

フランス式予定日より1週間と1日早く、日本式予定日の前日の出産となりました。

そして昨日(10月22日)無事退院して参りました。


詳細はレポートにて…。

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39w5d:オシルシ

2013.10.18(Fri)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
10月17日

未明
いつも通りにお腹はどんより。
ほんのり生理痛みたいな痛みが時々。
でもここ数日いつもの事なので気にせず寝る。

7時20分
起きてトイレへ。
鮮血のおしるしあり。
生理1日目ぐらいの量。

起きてきて、なんだかお腹も時折痛い。時計を気にしてみると15分〜20分ぐらいでバラバラな間隔。
取りあえず前駆陣痛かも?だけどこのまま本陣痛に繋がるかも?だから取りあえず動けるだけ動く事に。

午前中のうちに、スーパーへ母とダンナと出かける。
食料品の買い出。
途中、定期的にお腹が痛くなったり、なぜか肛門が痛くなる。

それでも買い物>カフェのコンボをして帰宅。

自宅で昼食。

友人のアドバイス等から、このままゆっくり陣痛になるかもしれないから準備しとけと言われる。
スーツケース確認、携帯、iPad充電、書類チェック、仕事のメール急ぎのものだけ処理する。

寝といた方がいいと言われたので1時間程昼寝。(途中お腹痛い度に目が覚める。)
→この時点で、痛みは15分間隔。

ただ、痛みってのが、「これが陣痛?・・・」ってぐらいの痛み。
友人曰く、「最初は拍子抜けするぐらいだからそんなもんだった」とのこと。
私の場合も、重い生理痛ぐらい。

今夜の夕飯は、トンカツの予定だったので、何が何でもトンカツは食べてから出かけたいとかぶちぶち言ってたら、母が『早めにご飯の支度しよう』とご飯の準備開始。
同時に私は風呂に入る。

風呂はこちらの風呂なので、横長のバスタブなのだけど、バスタブの中でもシムス位。
これが楽だった。

シムス位で3回程痛みをやり過ごして、時計を見たら45分程経過。
やっぱり15分間隔ぐらい?

お風呂から出て、妊娠腺予防を色々ヌリヌリ。
会陰用オイルもヌリヌリ。
今日で最後のヌリヌリかも?と思いつつヌリヌリ。

お風呂から上がって、バランスボールに座ってボヨンボヨンしつつオランジーナを飲む。
気づくと間隔が11〜12分になってる。
痛みも増してる気がする。



現在、18時。
さて、このまま本陣痛来るか?

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39w2d:お気に入りの朝カフェ

2013.10.15(Tue)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
日本式の予定日は今週の土曜日なので、一週間切ってるし、そろそろソワソワ。
(仏式予定日は26日なのでまだだよ。)



兆候など。

・夜になるとお腹がつっぱる
・夜中2〜3時間おきに目覚める
・軽く下腹部痛(生理痛的な)
・下痢と便秘の繰り返し
・腰痛
・恥骨痛
・足の付け根痛
・肛門痛

と、色々産まれるのに近づいている感じの症状は諸々あるけれど、まだ陣痛はつかない感じで。
なんとなーくお腹が重い、とか、生理痛みたいな痛みがどよーんとあるとか、夜中に下痢っぽくなるとか、「すわっ、これはっ!!」みたいな感じの事はチョイチョイあるのですが、反復せずに終わる。


だけど明日は旦那さん午前中用事があるし、母が夜現地入りするので、今夜〜明日にかけては産まれないでね?とか都合良くお願いしつつ。
だけど水曜日以降だったらなるべく早めにお願いしやす。




IMG_6363.jpg

最近気に入った朝ご飯ができるカフェ。
うちから徒歩1分で、港の近く。
朝から夜遅くまでやってるの。
朝ご飯はワゴンにペストリーやタルト、ドーナツにサンドウィッチなんかがあって、好きなものを選んでセルフサービスできます。
たっぷりのラテマキアートと一緒に。

朝やお茶タイムは子連れの人も多いから、赤子が産まれてからも気兼ねなくつれてこれそうでいい感じ。



あ、カフェもお茶も、たまには飲んじゃってるぜ。

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39w0d:髪の色、目の色、肌の色

2013.10.12(Sat)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
仏式予定日まであと2週間。
日式まであと1週間。


土曜日は朝から近所のカフェで朝ご飯してきました。
良い朝パン処を見つけて満足。
この辺、朝ご飯食べれる良さげなカフェが無かったのだけど、ここは8時半から深夜2時まで、朝ごはん、ランチ、午後カフェ、アペリティフ、ディナー、ディジェスティフってずっとサービスノンストップなのが良い。
うちから徒歩1分で、ポート沿いなので眺めも良くて、そして値段もお茶とかPetit déjなら安いのが良い。
お食事は結構するけども。
犬連れ、子連れもOKなので、週末の朝とか、皆で行きたいな。


---
こちらで赤子が産まれるっていうと、産まれる前から皆がワクワク話題にする事。

・髪の色
・目の色

日本だと、みんな日本人で髪も目も黒がデフォルトなので殆どそんな事は話さないと思うけれども、多民族、多人種が入り交じるヨーロッパだと、割とこの話題がホットです。
男の子、女の子ってのはみんな事前に知ってるのが大体前提なので、それよりも「髪の色と目の色はどうなるかしら〜?」みたいな話題。

さて、うちの場合は、私が日本人、旦那は国籍はフランス人だけれども人種的にはチュニジア、インドのミックス。
なのでどう考えてもオリエンタルなミックスになるはず。
いわゆる、「ソフィー」とか「シャルロット」的な見た目の子は産まれて来ません。

旦那は目の色は茶色、私は黒。
髪は旦那は茶色、私は黒。
肌の色は旦那はマット(日本人より茶色っぽいけど、アフリカンは入っていないのでインド・北部アフリカ系の茶色)、私はモンゴロイドな黄色人種。

ここに更に隔世遺伝という要素が入り交じって来ます。

私の方はずっと遡って日本人なのでまあ同じとして

旦那の方はお母さんがインド系なので、肌はマット(茶が濃い目)顔は典型的なインド顔。
お父さんがこれまた色々入り交じったチュニジア系なので、肌はマット、髪は薄い茶色、目はグリーン。
祖父母まで遡れば、いろんなパターンで引き継ぐ可能性があるわけです。

色素的には濃い色素の方が強く出るパターンが多いので、私の黒髪、黒目を引き継ぎつつ、肌の色は旦那のマットを引き継ぐ感じになるのかなあ?とか思います。


どんな子が産まれて来るのかなーと想像するのは楽しいです。
ま、元気で産まれてくれたらそれでいいんだけどね。


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38w5:母親学級*母乳編

2013.10.11(Fri)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
今日は最後の母親学級。
母乳、またはミルクのあげかた編。

フランスではミルク派多数で、母乳はパイが小さくなったり垂れたりするので、セクシーじゃなくなる!とフランス女には敬遠されると聞いていたけれど。
なんと今日はクラス5人中、4人は母乳希望者。(私含む)
4人とも働くmamanなので、産休が開けるまでできるだけ母乳で頑張りたい、という同じ様な状況の人。フランスじゃあ、本当に働くmamanは珍しくないです。むしろ専業主婦の方が珍しいかな。
働きながら、妊娠・出産できる環境がそれだけ整ってるってことだから、本当に素晴らしい。
最近は、母乳の素晴らしさが見直されて来て、母乳育児を希望するmamanも増えて来ているみたいです。

しかも、母乳育児する場合には、法律で定められた「搾乳タイム(or授乳タイム)」というのがあるそうで、企業は産休開けのお母さんに、午前1時間、午後1時間、授乳のための休憩時間を与えないといけないんだそう。もちろんいちいち保育園まで帰っていられないケースが殆どだけれども、その場合は搾乳をするための休憩時間を与えないといけないんだってさ。それもすごい。

今日の母乳編では、授乳する時の体勢とか、注意事項とか、諸々。

基本的な事は、まあ育児書に載ってるのと殆ど変わらないのだけれども、日本と明らかに違うなと思ったのは母乳中のお母さんの食事。
日本の母乳育児だと、食事の制限とかが結構厳しいと思うのだけど、こちらは「何でも食べて良い。アルコール以外」とそれだけ。
辛いものだって、お菓子だって、乳製品だって、何だって、「バランス良く食べる限りは何でも食べて下さい」とのこと。
それ以外も、なんて言うか全体的にゆるい感じでした。

それもこれも、おそらくお母さんがストレスを感じないためらしい。
ストレスを感じているお母さんから搾乳すると、母乳は色が薄くなるんだって。
良く寝てストレスが無いお母さんの母乳は濃くて栄養素もたっぷりなんだと。
それでなくても出産後はストレスがあったり疲労があったりと、母体は大変だから、できるだけがんじがらめにしない、好きなものをなるべく好きな様に食べる、母乳を与えるリズムは赤ちゃんとお母さんで少しずつ作っていけばいい、そんな感じでした。
この辺は私も概ね同意。
ある程度規則正しく、まあ朝は7時に起きて、おむつを替えて、おっぱい飲ませて、そこからは3時間おきのリズムでうまく組んでいきたいけれど、まあその通りに行かなくてもいっか、ぐらいでに行きたいなあと思います。


搾乳した母乳は、冷蔵庫で4日間、冷凍庫で4ヶ月保存可能だそうな。
それから、電動搾乳機のレンタルも可能、社保でレンタル料も還付されるとか。
買わないで良かった!

母乳教室は病院でも毎週開催されているし、助産師さんの訪問レッスンもあるみたいだし、なんだかそういういろんなサポートも沢山あるみたいです。
もちろんちゃんと調べないとわからないまま行ってしまうのだけど、調べて問い合わせさえすれば、本当にいろんな社会的サポートがあって、これはいい。

後おもしろかったのが、乳が張って母乳をしぼらないといけないとき、手でしぼってもいいのだけど、ガラスのコップに熱湯を入れて温めてから、パイにカポっと吸い付かせると、真空状態になりながらコップがパイを搾乳するんだそうで(笑) これで余剰生産したパイをしぼる事ができるんだと。面白いから是非これは一度チャレンジしてみたい。

母親教室の時に使うビーズクッションがもの凄く座り心地が快適で、欲しいな〜と思ってしまった。
ただこれに座っていると、もう二度と立ち上がりたくなくなるのだけれどもね。

母親学級から帰って来たら、お友達とランチ。
「これが最後かもしんないから!」が最近の口癖になってる気がする。
最後、最後、言いながらなんか美味しいモノばっかり食べてる様な。
そして絶対これは最後のはずはないし、私は産まれてからだって、絶対自分の時間は捻出するはず。


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38w4d:検診へ

2013.10.09(Wed)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
2週間ぶりの検診。

前回撮った骨盤のスキャンをもって診察へ。
低身長で小柄なので(こっちでは)一応スキャンを撮ったけれど、
先生曰く「5kgの赤ん坊でもつるっと産めるぐらい大丈夫」との事。
どんだけ骨盤開いてんだと。


血液検査はヘモグロビン値が若干低めだったので、鉄のサプリを処方すると言われたけれども、便秘になるからいらないと言うと、便秘になりづらい処方のヤツがあるから、それを出してあげるとの事。
とか言いつつ、先生と全然違うお喋りをしてたら先生処方箋書くの忘れたという罠。
あまり鉄のサプリは飲みたくないので、まあいいや。

それ以外は、いたって順調との事。
通常の診察ではエコーは無いので、手で行う内診と、ドップラーでの心音チェックをするぐらい。

内診もこの先生はとても上手で全然痛くないのです。
なんとなくふざけたサンタクロースみたいな先生なんだけど、癒し系。
他の患者さんとの接し方を見ていても、皆に好かれる先生なんだなーってわかります。
この大病院の中でもNo2の先生なので、沢山の患者さんに日々接しているはずなのに、2週間前にした会話(私の仕事の事とか、交わした冗談の事とか)ちゃんと覚えていたりとか、ちゃんと患者さん一人一人を診てるんだなと。
医者は本当に合う合わないで評価がすごく分かれると思うし、人が良いと言ってても、自分にも良いとは限らなくて。特に産婦人科ってのは病気の治療ではなくて、出産にまつわる事なので、フィーリングが合うかどうかってのはとても大事だと思うので、今回この先生で良かったなと思う。


内診では、赤ちゃんは順調に下がって産まれる準備を始めてるけど、まだあと1週間〜10日ぐらいはかかるかなーとのこと。
もうちょっと早く産まれちゃうんじゃあ?と思っていたけど、それならこぐま母が来るまで待てるかな。

それから困った事とか、体調はどう?と聞かれたので、「夜眠れない。2時間ごとに目が覚めてトイレにいって、もう疲れて来たし早く産みたい」というと、夜中の目覚めサイクルは赤ちゃんが産まれて来てからのサイクルになってきてるんだとのこと。
確かに、夜中目覚める時は、もちろんトイレに行きたくて起きるんだけど、よく考えてみると赤ん坊が起きて膀胱アタックを繰り返す>しっこしたい、で目覚めてた気がする。
つまり赤ん坊の目覚めサイクルで起こされてたってわけですね…。
きっかり2時間起きに起きてるので、つまりそういう感じになるんだろうなあ。
でもまあ、こんぐらいだったら仕事さえしてなければ全然何とかなりそう。


それから、満月と新月の時って、お産が多いって本当?って聞いてみたら、本当だそうです。
(この先生はこの仕事やって30年以上のキャリアのベテラン先生)

先生の体感では満月より新月の方がお産が多いと言ってました。
10月5日は新月だったので、やっぱりお産ラッシュだったそうです。
だから今は産後の妊婦で病院も満員だそうで、「今日産気づいたら、個室入れないから、今日は産気づかない様に!』とか言われた。そんなのコントロールできないけど!

で、次の満月は10月19日。私の日本式出産予定日。
前々からこの日が危ないんじゃないか!?と睨んでいるんだけど…。
でも混雑すると相部屋になるしな…。




午後は書類関係で色々手続きしないといけなくて、バタバタ。
沢山歩いた方が良いと思ったので、あえての徒歩で。
ゆっくりと、でも結構歩きました。

帰って来たらドっと疲れて、おトイレに行ったら若干の茶おりが。
これはおしるし?内診したからちょっと出血しただけ?
いずれにしても、なんていうか内膜とかもう「産まれる寸前」状態なんだろうから、ちょっとした内診でもボロっと出血したりするんだろうな。
遠からず、というところか。

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38w2d:お腹の変遷(4ヶ月〜臨月)

2013.10.07(Mon)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
妊娠4ヶ月(仏式3ヶ月)からのお腹変遷。





avril.jpg
2013年4月*4ヶ月(仏式3ヶ月)
下腹部がポコッとして来た頃。
見た目にはあまりわからないけど、つわりがまだ軽く残ってる頃で、締め付けがとにかく苦しくて。これはマタニティデニム。








mai.jpg
2013年5月*5ヶ月(仏式4ヶ月)
安定期に入った頃。
服によってはまだ「ただの腹周りがもっさりした人」にしか見えなかった。








juin.jpg
2013年6月*妊娠6ヶ月(仏式5ヶ月)
夏が近づいて来て薄着になってきて、余計わかりやすくなって来ました。
つわりもすっかり終わって、一番元気だった頃。








juillet.jpg
2013年7月*妊娠7ヶ月(仏式6ヶ月)
ドンドン大きくなります。









aout.jpg
2013年8月*妊娠8ヶ月(仏式7ヶ月)
お腹だけじゃなくて太ももとかもでっかくなってきた。セルライトが目に見えて…(涙)









sep.jpg
2013年9月*妊娠9ヶ月(仏式8ヶ月)
もうどこから見ても妊婦。バスでもドコでも席を譲られる人。









oct.jpg
2013年10月*臨月(仏式9ヶ月)
ドドーンと、ここに来てますます大きくなってきました。そして下に下に下がって来ています。
腹囲も100cmに達しました…。



臨月に入ると、一気にドーンと来るよってのがよくわかると思います。
6ヶ月〜8ヶ月ぐらいにかけては緩やかな成長だったのに、9ヶ月〜臨月がドドーン!!

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38w1d:最後の妊娠腺予防クリーム

2013.10.06(Sun)

『妊婦期アイテム』 Comment-Trackback-
38週突入。

相変わらず夜中の腹痛にビクビクしています。
昨日から今朝にかけては、下痢みたいな腹痛。
陣痛が下痢みたいな腹痛から始まる場合もあるって事を何かで見ていたので、おっかなびっくりトイレに行ってみたら本当にただの下痢だったという。
臨月に入ってから、また便秘になっていたので、これで少しスッキリしました。

後はもう、臨月特有なんでしょうが、あっちこっちもうガタガタボロボロ。
歩くと股関節がガクガクなったり、コマネチライン(?)のスジがつりそうになったり、腰痛だったり恥骨痛だったり。
体重を支えるのが辛くて膝や足首が痛かったり浮腫んだり。
これもあと2〜3週間と思って頑張ります。

って、2〜3週間、もってくれるかどうか謎。
こぐま母が来るまで、せめて待っておいておくれよー。


---

あとちょっとで産まれるのですが、WELEDAの妊娠腺予防マッサージオイルが使い終わってしまいました。
割と初期の頃からベースとしてずっと使い続けて、トータルで3本消費しました。
もう一本買っとくかとファーマシーへ行ったのですが、ちょっと違うヤツを買ってみました。



1310051.jpg

1.Mustela Vergetures Double action
2.Mustela Bien-Être Instantané Jambes

1は、妊娠腺予防クリーム。
ちょっと油分の多いゆるめのクリーム、乳液としてはこってりという感じ。
なんでこれにしてみたかっていうと、産後のできてしまった妊娠腺ケアにも使えるという事だったので。
おそらく今から使い始めると、産まれた後のケアもできる方がいいかな?と。
使い心地は、うーん。WELEDAのオイルになれているとマッサージ的にはしづらいかな。
下手するとポロポロが出て来る感じで。
ちょっと使い心地にクセがある感じです。
香りは微香性。
私は無香性の化粧品類って、どうしても原料の油臭さが気になってしまいます。
使っている時の心地よさも気になる方なので、香料は入っていた方が好きなので、これは良い感じでした。

2は、レッグ用ジェルクリーム。
これはとっても良い感じ!フランスの妊婦ブロガーの人がすすめていたのを以前見ていて、同じく購入してみました。足全体にのばしてぬりぬりすると、程よいすーすー感。
浮腫んだり、疲れた妊婦足を軽やかにするのにはとっても良いです。
付けるだけで気持ちよい。
付け心地もベタベタしないし、サッパリしていて、私は夜はメディキュットの夜用を履いて寝ているのですが、ベタベタするクリームだとメディキュットを履く時気持ち悪いのだけどこれは大丈夫でした。

どちらも妊婦用のデリケート肌向けにテスト済みなシリーズなので安心して使えるみたいです。
(私は割と頑丈なので何でも使ってますが…)

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37w6d:本色々

2013.10.04(Fri)

『妊婦期アイテム』 Comment-Trackback-
妊娠・出産・育児関連の本をいくつかレビューします。




シアーズ博士夫妻のベビーブック

かなり大判で分厚い育児書。
Amazoneでも評判も良かったので買ってみました。
特色は「添い寝のすすめ」と、スリング等を使ったスキンシップを重視した育児って所でしょうか。
まだ全部読んでいませんが。








そしてもう一冊



カリスマナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

全然知らずにこの二冊を選んでしまったのですが、なんとこの二冊、言ってる事が真逆でした(笑)
こっちの本では、赤ちゃんのリズムはきちんと親が管理して育児するって感じ。

前者は、赤ちゃんのリズムに合わせて、後者は赤ちゃんのリズムを構築してあげる、という感じかな。



私個人的にはどちらも完全一致の育児なんて無理だろうから、適当につまみ食いでいこうと思います。
添い寝はするつもりは無いけれど、ベビーベッドを自分のベッドの隣にくっつける予定だし、まあ添い寝が楽だったらそうなる可能性もあるけれど、最初はベビーベッドでトライするかな。
スリングとベビーカーは併用していくと思う。

何にしても、そんな参考書通りになんて行かないって事は、育犬で既に経験済なので。まして犬だって2匹いたら2匹とも同じではなかったし。
子供なんてましてやもっと色々だと思うから、その子と私で作っていけばいいかなあと思います。



適当万歳。






日本のブロ友、ほたるちゃんが送ってくれた本。




はるまき日記

江古田ちゃんの作者さんが書いた育児エッセイ。
頭使わないで笑って読める感じ。
多分産まれてからの方が、もっとツボなんだろうな。

しかし独身で子供もいないほたるちゃんがこの本を紹介してくれるって、渋過ぎる…。
(私が子供がいない時だったら全然読んでなかったと思われるから)




今回チラッと読んでみて、マタニティー期を過ごすための本と違って、育児本はちょっと気をつけて読まないと洗脳されるなあと思った。
私は元来あまり人の言う事を聞かないので、洗脳されないと思うけれど、ちょっと産後で疲れてたり、メンタル弱っていたりする時にこの手の本を読みすぎるorこの手の本を読んで1つ実践したら成功しちゃった、なんて事があるとどっぷりそれにつかりそう。
なのでほどほどに、適度に、わからない事があった時、ちらちらとページを繰るぐらいが私にはちょうどいいかな?と思いました。

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37w6d:第2回母親学級

2013.10.03(Thu)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
今日は朝8時のRDVで、骨盤のスキャン。
骨盤が小さすぎて普通分娩ができない、とかそういう事が無い様にチェック。
スキャンが終わって、一旦帰宅、3時間後に出直して母親学級でした。


今回のテーマ
『入院〜出産まで』


陣痛、破水のいずれかから、病院に到着、さてどういう流れでお産をするか?というおはなし。

まず、病院に到着すると、Salle d'attenteという、いわゆる陣痛室で陣痛が十分にすすむのを待ちます。
通常、子宮口が3cm〜8cmぐらいになるまでここで過ごすのだけど、肝心なのは子宮口の開きぐらいよりも、赤ちゃんの頭がどの程度骨盤に下りて来たか?という事だそう。
十分に児頭が骨盤にはまったら、いよいよSalle de naissance(分娩室)へ入ります。

分娩室では、更に陣痛をすすませていきます。
陣痛の感覚がおよそ3分ぐらいになるといよいよ硬膜外麻酔を行います。

フランスやヨーロッパでは、この硬膜外麻酔を使用した和痛分娩が大多数を占めます。
中には、一人目は和痛分娩をしたけれど、二人目は試しに普通分娩がしてみたい、とかそういう理由で麻酔しない方や、ナチュラル主義なので麻酔したくない方、宗教的に麻酔したくない方、など一部麻酔せずに出産というケースもある様です。
最近は日本と逆に、麻酔無しで出産という人も増えてきているそうです。

私は無痛だろうと普通だろうと帝王切開だろうと、出産方法で子供への愛情に違いがあるとは思わないし、お腹を痛めて産んだから愛情が深くて、麻酔下で産んだから愛情が少ないなんて言う事は全くないと思っています。

そんな中で、どういう出産方法をとるか考えた時に、どうせなら苦しい顔より、笑顔で赤ちゃんに会いたいなあと思ったので無痛分娩を選択しました。
それと、この国では無痛分娩が主流なので取り扱いケースも最も多く、一番医師も助産師もなれている手法だろうからという事もあります。
郷にいれば、郷にしたがえというヤツで。

で、無痛分娩の行程の中で、この麻酔を入れる時が一番しんどいかもしれない、とのことでした。
陣痛は3分間隔ぐらいでやってくるのに、麻酔導入の5分間、背中を丸めた陣痛時には一番苦しい姿勢で、動いてはいけないから。
麻酔導入中に陣痛の波が来るとこの時が一番辛いかもね?とのことでした。

麻酔をする間は付き添いの夫も部屋から退出するそうです。
なので、八つ当たりする相手も無く、ひたすら辛い姿勢でこの時間を耐えるのだそうです。

麻酔を導入する、となってから麻酔医が現れ、消毒や導入完了に約20分、麻酔が効いて来るまでに20分、麻酔しますよー!って言ってから痛みが遠のくまでには約40分かかるという事でした。

麻酔が効いて来ると、今までの痛みがウソの様に遠のいて、モニターで陣痛の波が来ている事を確認できる様になるそうです。
寝てしまえる妊婦さんもいるぐらいだそうで。
背中にカテーテルを入れると、手元には押しボタン式の追加麻酔が渡されて、麻酔が切れてきたな〜と思ったり痛みが出てきたら自分でボタンを押して麻酔を追加するのだそう。
なんかビックリ。
でも、ビビリすぎて麻酔を入れすぎると、肝心なときに力が入らなくなっていきめなくなるからその辺の加減も大事なんだそうで、結構難しそう。

いよいよ赤ちゃんが降りて来て、産む準備OK!となるといきみに入ります。
出産時の体勢については、助産師介助での出産の場合はフリースタイル分娩が可能、産科医がいる場合は往々にしてオーソドックスなあの両足開いて仰向けスタイルになるそうです。
助産師さんは、日本でも同じかもしれないけれど、割と最先端なナチュラル分娩をオススメしているケースが多く、こちらでもフリースタイル分娩を推奨していました。
左を下にした横向きか、四つん這いになったスタイルが一番自然の摂理にそっていて赤ちゃんを産みやすいのでオススメだそうです。
これは色々陣痛中にポジションを試して好きな体勢で産んでいいそうです。
私は普段寝る時も、最近は左を下にして寝ているので、この横向きスタイルがいいかなあ?と思っています。

促進剤はなるべく使わない、赤ちゃんのリズムで赤ちゃんのペースに合わせる、リラックスできるお産。
こんな事をとても重視している感じでした。

助産師の指示でいきむ際、一度の陣痛で3いきみするのだそうです。
陣痛が続くの早く1分間、この1分間の間に、腹式呼吸で細く長く息を吐きながら、3いきみします。
というのも、赤ちゃんはいきみに合わせて降りて来ながら、また呼吸とともに戻っていくからだそうです。
3歩すすんで2歩下がる。
だから、進みを早くするために、3いきみなんだそうです。ふーー、ふーー、ふーーーっといきむ。
普段からう○こをする時に呼吸を吐きながらする様に練習して下さいとか言われた(笑)


さて、そうして何度かいきんで頭が出て来ると、助産師さんから、いきみをストップする様に言われます。
ここでいきみを止めないと、会陰が裂けちゃうわけです。
もしも会陰切開が必要な場合は、肛門側に切らず横に切開するのだそうです。
横?ってどこよ?って感じだったのだけど。(Sur les côtésだそうな)
そして縫合は溶ける糸だそうです。
上手にいきみを加減できると、助産師さん曰く、「タートルネックの首部分から頭を出す様に丁寧にだす」のだそうで(笑)皮膚部分が裂けない様にゆっくり頭をオマタから出す事で会陰の裂傷を避けるのだそうです。
ここでフンフンどんどんいきんでしまうと、肛門にかけて裂けまくってしまうそうなので注意が必要。

会陰マッサージの効果について聞いてみましたが、やらないよりやった方がいいけれど、やっていても裂けてしまったり、切開が必要な人もいるし、何もしていなくても切れない人もいるので、何とも言えないとの事でした。
うーむ。
頑張ってるけど意味ないのかなあ?

さて、頭が抜けたら今度は腕を片方ずつ出して、ぐるりとひねりながら、ハイ誕生!となります。

胎盤が首にからみついている、とかそういう事態を除いては、お父さんが胎盤をカットします。
そして産まれたまま、すぐにカンガルーケア、お母さんの素肌の上に直接赤ちゃんをのせてくれその上から毛布で多い、絆作りをします。
このご対面の間、後産の処理をします。
約45分間程、胎盤が出て来るのを待ちつつ、お腹のマッサージをします。(助産師さんが)
大体この時間は、あっという間に過ぎていくので、45分も経っていると感じないそうです。
その間、赤ちゃんを軽く拭いて、後処理をして、それからお母さんはそのまま2時間程、分娩室で過ごします。

その後、病室へ移動となります。
その間、赤ちゃんを初めてのお風呂に入れるのはお父さんの役目です。
ここで助産師さんからお風呂の入れ方をお父さんが習います。

お母さんは病室で着替えをして、後処理をしてもらって、サッパリとしてベッドで休憩します。
そこに赤ちゃんとお父さんがきて、約2時間程、家族3人水入らずの時間を過ごせるそうです。

この後は検査だの、来訪者だの、授乳指導だの、色々盛りだくさんで、入院期間中はバタバタ慌ただしく、本当にゆっくりできないので、この2時間を存分に満喫して下さいとの事でした。

今日はレクチャーがメインでしたが、お産の日の流れをとても細かく詳しく話してもらえて、とっても有意義でした。母親教室は任意なので、参加しない人も沢山いるみたいだけど、やっぱり出ておくと、特に初産の場合はいいんじゃないかなあと思いました。


長文になっちゃったけど、自分用の覚え書きに。


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37w5d:恐怖の経産婦

2013.10.02(Wed)

『臨月(36週〜)』 Comment-Trackback-
昨晩、相変わらず寝付けない中ウトウトとしていたら、下腹部に鈍痛が。
軽い生理痛に似たどんより重い下腹の痛みと腰の痛み。
軽い前駆陣痛というヤツなのかなあ?と思いつつ眠りにつきました。

体の方は
着々とお産に向かっている様ですが
相変わらず全くピンと来ていません。




周りの人(特に経産婦)からのアレコレの声がうるさく聞こえる。
むしろおっさんやおじいさんや、産んでない人、産む事が無い人の方が当たり障りが無くて良かったり。
産んだ人(特に産んでもう何年も何十年も経ってる様な人)の、知った風なアレコレが一番イラっとする。

や、まあ、知ってるんだろうけど。

でもさ、もう産んで何年も経ってて、臨月の腹の重さとか、尻に痣ができる程自分が重い事とか、実感としてはもうわからないはずで。

多分産んだ事よりも、その後の子育てとかそんな事の方が色々あっただろうから、「臨月〜産む」にかけてのアレコレなんて、もう遠い記憶のはずなのに。

それでも経産婦達はアレコレ言う。
すごく自信マンマンに、「○○は、××よ?」と。
言い切って来る。

やれ
「お腹まだ下がってないわね、まだまだね」
だの、

「会陰切るのよ、痛いのよ。そして縫うのよ」
だの、

「もっと出てくるわよ。腹」
だの、

「妊娠腺、まだ最後までわかんないわよ。これから出るわよ」
だの、

「産んでから、乳首、切れるわよ。」
だの、

「腹、もとに戻らないわよ。」

だの。

往々にして、ネガティブ。
怖くなる事ばっかり言ってくる。


なんで?


そしてよく聞く台詞。

「今のうちだよ」

うるさいっつんだよ。
今のうちだよって何がだよ。

子供産まれたらおしまいみたいな。
もうアナタの時間は子供に占拠されておしまいよ、みたいな。
外食も、買い物も、自分の時間も、全部おしまい。


確かにそうなのかもしれないけどさ。
でもそれが楽しみな部分もあるわけで。
私の場合は、今まで自分の為だけの時間が山ほどあったから、むしろ自分以外のものだけに集中できる時間が持てるってのはすごい楽しみで。
それも多分数ヶ月だけの事だし。



そのくせ最後は、
「でもね、いいよ。子供は。出産はいいよ。」


もう。
どっちよ。



もしも側に妊婦がいたらば、どうぞアレコレ言わずにそっとしておいてあげて下さい…。
それでなくても、これから産むんだっていうプレッシャーと不安で、色々悶々としてたりするかもしれない。
大変なんだろうなってことぐらいはわかってるから。
そして妊婦それぞれ、色々事情も違うから。



って、なんか文句ばかり言ってますが、特に嫌な事があったわけではなくて。


むしろ逆で。


一足先に産まれたという友の吉報を受けて、可愛い写真を見せてもらってなんか私もわくわくしたり


妊娠〜出産に絡んで思わず色々話が弾んだら割と近しい人だったと判明したりして
そしてすごくフィーリングが合うのでワクワクしたり


出産が近い読者さんで、もの凄く私のこのイライラ感を分かち合ってくれる人がいたり
(これ読む頃はもう産まれてるかな。)

それはホントに「むしろ逆」ってぐらい、良い知らせや良い会話をできてたここ数日なのです。




そして私は、狂った様にバスルームの掃除を、3時間もして
天井まで磨いて、
汗だくになって、ペリエを1リットルも飲み干した。


こんなに掃除ができるのも、「今のうち」ってヤツです。







自分で言う分には、いいの。








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こぐまちゃん

Author:こぐまちゃん
モナコで妊娠〜出産
2013年10月18日、女の子が産まれました。
満一才までの妊婦時期〜育児の記録です。

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